オン・セミコンダクター、USB-C 1.3版に完全準拠した低電力デバイスの新製品セットを発表

2つのコントローラと1つのスイッチデバイスにより、システムアーキテクチャを変更することなくUSB-Cを迅速かつ容易に採用可能 FUSB302BV-Web.jpg

2018年2月21日(米国2018年2月20日発表): 高効率エネルギーへのイノベーションを推進するオン・セミコンダクター(本社 米国アリゾナ州フェニックス、Nasdaq: ON)の日本法人オン・セミコンダクター株式会社(本社 東京都品川区)は、最新版の1.3仕様に完全に準拠し、USB-Cシステムへ簡単に統合できる最新のUSB-C(Type-C)デバイスセットを発表しました。2つのコントローラと1つのスイッチを含む新しいデバイスセットは、スマートフォン、タブレット、ノートPCなど、および産業用途と車載用途といった、あらゆるアプリケーションを対象としています。

FUSB303ポートコントローラは、既存および新しいシステムをUSB-Cインタフェースへ変換することができ、ソース(Source:SRC)、シンク(Sink:SNK)、またはデュアルロールポート(Dual Role Port:DRP)モードを必要とするアプリケーションをサポートします。この新しいデバイスは自動検知機能を備えており、プロセッサとのやり取りとファームウェアのサポートが最小限に抑えられるため、柔軟性がありカスタマイズが可能です。

FUSB303のこのクラスではトップレベルの優れた低電力性能は、モバイルおよびウルトラ・ポータブルのアプリケーションで大きな利点になります。このデバイスのスタンバイモードでの消費電力は、10マイクロアンペア(μA)未満です。このコントローラは、標準のCSPパッケージより薄い超薄型(1.6 x 1.6 x 0.375mm)QFN-12 パッケージに封止されており、ますますスペースの制約が大きくなる設計で使用できます。

オン・セミコンダクターのFSUSB242は、USB-C準拠のポートプロテクションスイッチであり、高電圧およびサージの保護機能を提供します。規格で求められているように、このポートプロテクションスイッチは、2つのUSBソースを、シグナルインテグリティを維持しながら共通のDP/DMピンで多重化できます。デバイスには、HV保護が組み込まれており、外付けのトランジェント電圧抑制回路(TVS)を使用することなく、最大±20ボルトのIEC 64000-4-5準拠のサージ保護機能を提供します。

FSUSB242は、低電力消費であり、WLCSP-9パッケージに封止し外付けTVSを必要としないことでボード面積を削減できるため、モバイル・アプリケーションに適しています。

FUSB302BVは、車載システムにおけるパワーデリバリ(PD)ソリューションに特化して設計されたUSB-Cコントローラです。他のソリューションは、民生機器アプリケーションでのみ利用できますが、このデバイスは、AEC-Q100認証済であり、プラグの装着と方向などの検知が可能であり、最も効率的で柔軟な製品の1つです。

FUSB302BVは、他のソリューションと異なり、I2Cインタフェースを介して通信し、マイクロプロセッサを集積していません。これにより、このデバイスは、最小限のエネルギー消費と小さい自己発熱という車載要件を満たしています。

オン・セミコンダクターの製品マーケティング・マネージャであるジュリー・スターツ(Julie Stultz)は、この新製品の発表に関して次のように述べています。「今回のUSB-C製品の拡張には、市場をリードする複数のデバイスが含まれており、これを使用することにより、1.3版に完全に準拠するソリューションを迅速に容易に統合できます。エネルギー効率に優れたソリューションを市場に提供するという当社のミッションに従い、これらの3つの製品はいずれも、高性能と低消費電力を両立させています。また、超小型であるためモバイルおよびウルトラ・ポータブル・アプリケーションに理想的であると同時に、AEC-Q100認証済みのFUSB302BVは車載USBソリューションへ向けた大きな進歩を示しています」

オン・セミコンダクターは、設計ニーズに適した包括的なUSB-C製品ポートフォリオを提供しています。詳しくは、当社のUSB-Cソリューションのウェブページをご覧ください。

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